えいみ先生、こんにちは。
初めてえいみ先生のサイトを知ったのは、２０１０年の秋、母の介護中でした。
忙しい毎日ではありましたが、気分転換に中学時代の教科書を音読しているうちに、
独学で英語をマスターしたいという気持ちが湧いていたのです。
携帯のサイトでえいみ先生のブログを見つけ、
「今の生活の中でできることからやってみよう」という気持ちで、
とりあえず２０００年頃に受講していたボキャビルマラソンのＣＤを
家事の最中に聞きはじめました。
ただその時は、「中級メール講座」に参加しようなどとは
夢にも思っていませんでした。
レベル的に無理だったのは当然ですが、
それよりも、具体的に「英語で何がしたい」というのがなかったのが
大きな理由だったと思います。
それでも、えいみ先生のブログとサイトは、
暗くなりがちだった介護生活の中で私に「喝！」を入れ、元気を与えてくれました。
私の介護生活を支えてくれたのがえいみ先生のブログだったといっても過言ではないのです。
本当にありがとうございました。
しかし、せっかく勉強を始めたのもつかの間、年末に母が緊急入院、
その後手術・治療と続き、２０１１年は丸ごと母の看病で時間が過ぎました。
２０１２年になって、母の状態も安定してきたところで
英語の勉強もぼちぼち再開していました。
この頃からリピーティングやシャドーイングも
えいみ先生のブログを参考にしながら始めていました。
そして、お盆を過ぎたころです。
「どうしても英語をマスターしたい！」と思う出来事が起こりました。
それまでは、「なんとなく英語ができるようになりたい」という
ぼやけた願望しか抱いていませんでしたが、今回は違いました。
具体的なビジョンができたからでしょうか、
２年前には考えもしなかった「中級メール講座」に申し込んでいました。
初級者がお呼びでないことは重々承知の上でした。
しかし、恥ずかしいとか場違いなのではとか言ってる場合じゃないというか、
「もう、そんなことで躊躇するより、とりあえず飛び込んでみよう！」
という気持ちでいっぱいでした。
そして、現在に至るわけです。
いつも、えいみ先生のおかげで、やる気を持続させていただいております。
人を育てるときに一番難しいのが、
「やる気をひきだすこと」なんじゃないかと思っています。
ある程度のテクニックもあるのかもしれませんが、
究極的には「人間性」がものをいうものだと思います。
えいみ先生って、「教え方のうまさ」もさることながら、
「魅力ある人間性」がすごいなあといつも感じています。
（「悲観的で先のことを先回りして心配する性格」は、私も同じです。
学生時代によく先生や先輩方に注意されておりました。
えいみ先生の場合、そういう性質は先生の人間性そのものを
損ねているようには見えませんよ。
むしろ、他人を理解することのできる性質に繋がっているのような気がしています。）
また、えいみ先生のメール講座を読んでいると、
小学校の時に通っていた習字屋さんを思い出すんです。
習い始めて１年間は、「基本」と称して、「字」を書かせてもらえませんでした。
毎回「点」とか「はね」とか「はらい」とかをさんざん練習させられました。
親もよく、「なかなか字を書かしてもらえんねえ。」と笑っていました。
でも、あの時の「基本」のおかげで、
うまく文字を書けるようになったのです。
「基本」は、本当に大事なんですよね。
えいみ先生ご推薦の鈴木先生の英文法を習い始めて、
リスニングの時にも構造を意識するようになりました。
これまで「単語単位」で聞こえていたものが、
もう少し大きな塊で聞こえてくるようになってきています。
えいみ先生のおっしゃるように、英文法がすべての基本なんだと実感しまくりの毎日です。
私の目指すレベルに到達するのに、
どんなに短くても５年くらいはかかるのではないかと思っています。
ただ、きちんとした順序を守らないと、
５年はおろか、一生身につかずに終わってしまうんじゃないかとも思っています。
そういう意味では、えいみ先生がいろいろなお話を
メールの形でしていただけるというのは、本当にありがたいことです。
これからも、よろしくお願い申し上げます。
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